まるでレースゲーム、ヘッドアップディスプレイコンセプト

ジャガーから現実の世界と TV ゲームの境界線が薄くなるような、ヘッドアップディスプレイのコンセプト動画が、公開されました。

この話題、すでに 7 月の時点で公開されていた情報だったのですが、改めて扱っておきます。

Virtual windscreen concept

Jaguar Virtual Windscreen Concept

「バーチャルウィンドスクリーンコンセプト」と称されているこの動画は Jaguar Land Rover 社が目指すヘッドアップディスプレイ(HUD)のコンセプトのようです。フロントガラスに映像を出して、現実世界の情報と一致させるという試みのようです。この動画で上がっているテーマはどれもレースを想定したものになっています。

まず最初に紹介しているのが、「Racing Line and braking guidance」というもの。コースのライン取りを緑色の線で、そしてブレーキのタイミングを色でガイドする機能です。グランツーリスモシリーズ等の Racing Line 表示とほぼ同じ内容を示しています。

レース場・テストコース等が前提なのであれば、レース場の情報を丸ごと保有する事になりそうです。

Comparing your best laps and racing virtual drivers

自分自身のベストラップや仮想敵との比較がフロントガラスに登場します。TV ゲームでは「オンライン対戦」や「ベストラップゴースト」に該当するものですね。

Virtual cones laid out for driver training

パイロンを避けていく。

コース上に仮想的なコーンが配置されます。これを避けて走るようなテクニカルタイムラップを競う競技も可能です。当たり判定等は自動車が計算するのでしょう。

気になること

実現方法で「どうやってるんだろう?」と純粋に気になる点があります。

  1. ドライバー向けなので、もし隣に乗っている人がその映像をみたら、ゆがんだ映像になって気持ち悪いじゃないかな、ということ。これはオンロードレースなので隣に座ることはあまりないのかもしれませんが。
  2. もう一つは、運転席に座っている人の目の位置をリアルタイムに計算し続けることになるけど、ドライバーがヘルメットをかぶっていても、それは可能なのかな?ということ。前後ではあまりブレが少なそうですが、目の高さは結像する位置に影響する様な気がします。

いずれにしても、時代は進みましたね。早く実現しないか楽しみです。